連勤の最中。
夜
お風呂から出て
濡れた髪を乾かしている間、
猫は限りなく側にいる。
間隔をとってじっと見てる時もあるし
こうして、どこか身体に張り付いてる時もある
今日は膝に頭を乗せている。
そんな甘えん坊と手を繋いでみる。
儀式みたいなもので、
わたしにとっては膨大な愛溢れる時間。
ねこってふしぎないきものです。
しばらくはそのままの体勢でいるけど
だんだんと辛くなり
履いてるスリッパを頭の下に差し替えてみると
案外気づかずにそのまま寝ているもので。
なんでもいいんかいな、
この前少し照れ臭いことがありました。
バイト先の方に
私、あなたの声が好き!喋り方も好き!
と言ってくださった人がいて。
鼻にかかったような声で、
小学生の頃とかよく真似されてたし、
昔から自分の声はあまり好きではないです。
でもなんか真っ直ぐに
好き!いいね!と褒めてくださり
なんだか照れ臭く、嬉しく、
でもうまく答えられず子供のような気持ちに
なりました。
最近あった
嬉しかったの はなし。