久しぶりに髪を切った。
美容院自体、大好きだけれど行くまでにいつも時間がかかる。
髪伸びたし行かないとな〜をずっと唱えてる
何ヶ月も経つ。
美容院までの距離でなく気持の問題。
お風呂は嫌いじゃないけど入るまでに時間がかかる、に近い感じなのかもしれない。
切ってくれているのは
知り合って10年になる友人
どんなに久しぶりに会っても変わらずに昔のように戻れる、
そんな友人にあれこれ注文して髪を切ってる間は楽しい昔話を。
そんな間柄の美容師さんに切ってもらえるのはとても幸せなことである。
去年あたりから、髪をばつんと、
首が見えるほど短く切ってもらうようになった。
いわゆる流行りの中途半端な肩につくくらいのロブヘアは似合わず。
髪もよく染めていたが、もう何年も地毛の黒髪。
母に似て毛量が多く、父に似て頭の形は四角い。
そんなわたしに一番似合うのは
潔いショートボブだと友人が言ってくれて以来、わたしは決まってワンレンのショートボブ。
それにしても週末の表参道は人が多い、
ここ近年は観光客だらけ。
本当は道幅が広い路地も前に進むのに
速度制限があるのではないかと思うほど
人の流れはゆっくりである。
自分の歩速と合わず前の人のかかとを踏んでしまいそうになるし、足元を確認しながら表参道を抜けて渋谷駅へ向かう。
こんな時に発生するいらない感情に対して消耗される体力は3倍くらい。
移り変わりが早い、渋谷。
私は数年前ここで働いてたのか、
十代の頃は毎週遊びに来ていたのか、
と思い出し始めると歩くことをやめて喫茶店に逃げ込みがちな今日この頃。
たまたま通りかかった店では新型アイボと触れ合えるスペースができていた。
女の子たちが楽しそうにメカ犬を撫でたり
抱き上げたりしてる光景は、
通り過ぎる間ずっと眺めてしまっていた。
人の、種類も変わった気がするよ
知らぬ間に時代から置いていかれつつ、
飛び越えてきてしまった。
帰り道に本屋に寄った。
閉店間際で店内に人はまばら、歩きやすく
いつも行かないコーナーまで歩き回る。
最近映画化された本の原作と
【テンパらない】技術とゆう本を購入。
ハウトゥ本は滅多に買わないのだけれど、
極度な緊張しいと慌てん坊故に
心に余裕がもてず困っている私のための本じゃないかよ、思わず手に取り、目次だけ目を通してレジに向かっていた。
声が高い男性の店員が丁寧にカバーをつけてくれた。
自宅に帰ってきて、袋から出した本を目の前に
なぜ買ったんだっけ、と思い出せなくなったのでこんな時間に日記を書いてみました。
小説は2時間で飲み終えたので、
つぎはテンパりの本だね。
読まないと。
く