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梅雨が明けて猛暑続き

 

 

引っ越してきてもう8ヶ月

すっかりこの土地に慣れました。

 

毎日たくさんの小学生が家の前を

通っていたのに、

ピタリ海の日以降止んでしまった。

あぁ、世間は夏休みか。

 

 

8ヶ月経って気づいたこと

この家は冬は床冷、夏は日当たり抜群で

部屋が熱熱じゃないか。

 

我が家の側には林道があり

虫も多く、鳴くは飛んでくるわで

毎日虫対策を欠かしません、

今のところ暑いと虫が不満だな、この家は。

 

 

昨日のこと。

 

朝干した洗濯物は昼になればカラリ乾く。

 

そんな最高なことあるか?と

ご機嫌に取り込んでいると

端に干した洗濯物だけが湿っている。

 

日陰でもないのに、、と不思議に

思いながら再度干し直す。

 

どこからか大粒の水滴が手に当たる。

 

それもリズム良く、手拍子かってくらい。

 

見上げると上の階のベランダから滴る水

雨漏り?いやいや。

 

 

夫に話したところ

上の階の人がクーラーをつけると

室外機から漏れてくる水が

ベランダを伝ってきてるのでは、とのこと。

 

 

ふむ、思い当たるぞ。

我が家も最近クーラーを入れ始めた。

前日雨が降ったわけでもないのにベランダが少し湿っていることがここ数日あった。

 

端に干さなきゃいいか、、と

一瞬思ったものの。

 

夏の間ずっとこれは厳しいなぁと思い

管理会社に連絡、上の階の方の許可も得て

近々工事。

 

アッチャコッチャ

我が家のどうでもいいニュースでした。

 

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〰︎ 

 

一人暮らしの時に使っていた

サーキュレーターを押入れから出した。

 

生活感ある部屋にしたくないから、と

扇風機を買わずシンプルで場所を取らない

小柄なサーキュレーターを当時購入した。

 

 

去年の今頃のことを思い出す。

11月の展示に向けて

陽に当たらず制作しかしてなかった日々。

 

 

その時サーキュレーターを

足元にずっと置いていた。

 

 

クーラーをつけず、

熱気漂うムッとする部屋で

散らかった資料を掻き分けて

ラジオをつける、

サーキュレーターをつける。

 

 

微弱な風を足元に感じながら

小さなラジオから誰かが延々と喋ってる

聴き入るような話題でもなく

ただ声が聞こえてる状況の中で

1人イメージの構築と破壊の繰り返しなので

無心に聞くことばかり慣れ

人との喋り方を忘れてしまうほどの

戦いをしていた、夏。

 

 

朝8時から夜の22時まで

トイレ風呂食事以外製作の部屋から出ない。

引きこもった生活だった

 

22時になると

うるさいバンドのラジオ番組が始まる。

ラジオを切って適当な格好で家を出て

坂を下りセブンイレブンへ行く。

(自宅から一番近いコンビニは歩いて30分かかる)

 

昼間の熱が冷めぬ熱帯夜に

うるさい虫の音

眩しい白熱灯

陳列された商品の色

 

その時が唯一現実世界のように感じて

心、あたまをリセットさせる。

 

特に目的はなく

30分だけ、現実(コンビニ)へと

逃げ散歩であった。

 

帰ったらまた深夜のあのラジオが始まる、

と帰宅しまた没頭する。

 

まさに昼夜逆転

あ、朝が来てしまうと気づく瞬間があり、

 

薄明るくなった外を覗くまでもなく

暗い部屋にライト一つついた部屋

目が慣れたように少しだけ明るくなる

絵の見え方に変化が出る。

 

 

途端に睡魔が隙をついて

眠気まっしぐら、布団に倒れこむ

 

そんな生活を半年近く続けていた去年。

展示が終わった途端、リズムが戻るわけでもなく布団の中で暗闇を見つめ続けるような夜が続く。

 

完全に不眠が解消されたのは

グッと寒くなった頃。

家を探していて、ようやく見つかり

さぁ生活変わるぞといったときに

身体も不思議とシフトしていった。

 

 

今年もちゃんと夏が来て

そんな事をふつふつと思い出しながら

去年とは真逆の生活を送っている。

 

 

去年のような生活、

今じゃ無理だろうな。

 

 

ちゃんと私前に進んでる?

時間は過ぎているけれど、

 

そんな問いを今の自分に投げかけては

忙しいからあとで!と放ったらかしてる。

ゆっくりしたいものだな。

 

 

さて

来年の 夏   はどうだろうか。